元パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツディレクターであるレオナルド氏が、今夏退団したリオネル・メッシとネイマールについて語っている。
今夏にPSGを退団したメッシとネイマール。前者は公式戦75試合で32ゴール35アシスト、後者は公式戦173試合で118ゴール77アシストと目覚ましい結果を残してきたが、チャンピオンズリーグ早期敗退や近年のクラブ運営に不満を持つ一部ファンの標的に。昨季途中には、自宅前までウルトラスの一部が押しかける事件も発生している。
そんなPSG時代について、ネイマールは先日『O Globo』で「僕とメッシはパリで地獄を経験した」と発言。さらに「(メッシは)あんな形で去るべきじゃない。不当に批判されたと思う」とし、扱いに不満があったことを漏らしていた。
2019年~2022年までPSGのSDを務めたレオナルド氏は、ブラジル『Ge』で「誰もが快適に感じる必要がある。選手たちは良いメンタル状態が不可欠で、サポートを感じることが重要だ。認められる必要もある。そして、それを実現できるのはクラブやスタッフ、コーチ陣なんだ」とし、サポート体制が整っていなかったと主張。その一方で、ロッカールーム内に衝突があったと指摘している。
「あのレベルの才能を持った選手たちがややこしいことなんてないよ。彼らは自分が生み出すよりも多くの問題を解決する。そうしなければいけないような状況となれば、それで終わりだ……。彼らはその状況(勝者のメンタリティが生まれる状況)を生み出すように準備しなければいけないんだ」


