8月はリオネル・メッシにとって、怒涛の日々だった。8月10日にパリに到着し、フランスでの新生活がスタート。8月30日のランス戦で新天地でのデビューを飾った。『Goal』はここまでのメッシの活動を振り返る。
■パリへようこそ
メッシのバルセロナ退団。今夏の移籍市場で最も大きな話題だった。ここまでのキャリアすべてをバルセロナで歩んできたメッシが、カタルーニャの地を離れることは驚きだった。そんな彼が、新天地に選んだのはフランス。熱狂的なファンに出迎えられ、新生活をスタートさせた。
移籍後、メッシたち家族は新たな家を探すために、ロイヤルモンソーホテルに滞在。ボークレッソン、ブージバル、ヌイイシュルセーヌなどのパリの裕福な西部郊外に目を向けており、近郊にはレアンドロ・パレデスやアンヘル・ディマリアが住んでいる。
■落ち着き
PSGに到着後、メッシは数名の友人たちと再開し、チームの雰囲気にもすぐに溶け込むことができた。チーム内には南米出身の選手もいるため、スペイン語での会話も可能であり、これはメッシを安堵させた。
特にディ・マリアやパレデスはメッシを歓迎しており、到着後からコミュニケーションをとっている。さらに芸術家であるカマルヒルから、コパ・アメリカで優勝した際のアルゼンチン代表チームを描いた絵を贈られるなど歓迎された。
メッシを支えるのはアルゼンチンの仲間だけではない。親友であるネイマールやバルセロナ時代のチームメートであるラフィーニャ、さらに一緒に休暇を過ごしたマルコ・ヴェッラッティなどもメッシの到着を歓迎している。
そして最も驚くべきことは、セルヒオ・ラモスとの仲だろう。かつてはバルセロナとレアル・マドリーのキャプテンとして何度も対戦してきた間柄だ。
両者が同じチームに所属することで緊張を予想する人もいたが、メッシ入団後の2人の写真は本物であり、ラモス自身もメッシを迎えるために懸命な働きを見せている。
■監督との会談
移籍が決まる数日前、メッシは初めてマウリシオ・ポチェッティーノとチームについての話をした。それ以降は、アシスタントコーチのイエス・ペレスも含めて何度も話し合いの場を設けている。
メッシの起用法については、今も十分に議論されている重要なトピックスの1つだ。ポチェッティーノは選手たちとの密接な関係を望んでいる。サッカー以外のことでも話し合いを行なっているだろう。
■ついにPSGデビュー
メッシは8月12日からPSGでのトレーニングを開始した。できるだけ早くチームメートとプレーさせるために、集中的な個人トレーニングのプログラムに参加した。8月30日のランス戦では、途中出場でデビューを果たしている。
その後は、アルゼンチンのワールドカップ南米予選に参加するためにチームを離脱。ベネズエラ戦では悪質なタックルを受けて転倒するなど、PSGにとっては大きな恐怖を感じるシーンもあったが、無事が報告されている。
一方で、ブラジル代表との一戦は特殊な事情で中止となった。これはメッシにわずかな休息を与えるという意味では、PSGにとってポジティブなものだ。
そして15日に行われたチャンピオンズリーグのクラブ・ブルッヘ戦でメッシはついにスタメンに名を連ねた。試合は1-1の引き分けに終わったが、メッシが新たな一歩を踏み出したのだ。


