パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督は、クラブワールドカップ決勝を振り返った。
2024-25シーズンはリーグ・アンとクープ・ドゥ・フランスを制すと、チャンピオンズリーグでは決勝戦でインテルを5-0で下して初優勝を達成したPSG。そしてクラブW杯でも圧倒的な強さを見せて決勝に進んでいた。しかし13日に行われたチェルシーとのファイナルでは、前半のうちに3失点。最後まで反撃できず、0-3で完敗。タイトルを逃している。
そして試合後の会見に出席したルイス・エンリケ監督は、質疑応答の際に「敗者」との言葉に反応。以下のように語った。
「敗者? いや、ここに敗者はいない。準優勝はまったく違う。人生における敗者とは、諦める者であり、立ち上がらない者だ。ハイレベルなスポーツの世界に、敗者は存在しないよ」
なおこの試合終了直後には、PSGとチェルシーの一部選手たちが衝突。ルイス・エンリケ監督も間に入っていたが、その件について問われて以下のように答えている。
「試合終了後、誰もが完全に回避できるような状況が発生した。私の目的と意図は、いつものように選手たちを引き離してこれ以上の問題を起こさせないことだ。あれは避けられた状況だ。非常に緊迫感があってプレッシャーがかかり、そこから一連の圧力が生まれる。これは全員が避けるべきことであり、二度と起きてはならない」





