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メッシのPSG移籍に懐疑的なヴェンゲル氏「クラブのバランスを保てるのか?」

パリ・サンジェルマン(PSG)にリオネル・メッシが加入すれば、チームのバランスが崩れかねないとアーセン・ヴェンゲル氏は考えているようだ。

今夏の移籍市場でその去就に注目が集まったメッシ。幼少期から約20年にわたってバルセロナに在籍する同選手が正式な形でトランスファーリクエストを提出したが、クラブは違約金の支払いを求めるなど泥沼化の様相を呈し、最終的に残留が決まった。しかし、同選手とクラブの現行契約は2021年夏に満了を迎え、依然として更新されていないため来年1月から他クラブとの交渉が解禁される。

来夏以降の将来が不透明の世界最高の選手の去就を巡ってはさまざまなことが報じられており、仮に退団を決意した場合にはPSGやマンチェスター・シティなどが新天地の候補になると予想されている。

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しかし、アーセナルなどで指揮官を務めたヴェンゲル氏は、メッシのPSG移籍に懐疑的な様子。同氏は『Europe 1』で「リオネル・メッシは世界最高の2選手のうちの1人だ」と前置きするも、ネイマールとキリアン・ムバッペの2大スターを擁するクラブには必要のない補強であると考えているようだ。

「クリスティアーノ・ロナウドとメッシの2人と入れ替わることのできる選手をすでにPSGは擁している。それに、スポーツ面のバランスと財政面のバランスがクエスチョンだ。メッシのような選手を獲得してクラブのバランスを保てるのか?私は確信を持てない」

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