Mauricio Pochettino Jose MourinhoGetty Images

悲願のCL制覇へ、PSG新指揮官候補にモウリーニョが浮上?記者の見解は割れる「すぐに行くはず」「ローマ残留を望んでいる」

パリ・サンジェルマン(PSG)は、ジョゼ・モウリーニョ監督の招聘を画策しているのかもしれない。イギリス『テレグラフ』や『ユーロスポーツ』などが伝えた。

2021年1月からマウリシオ・ポチェッティーノ監督が指揮するPSG。今シーズンは2年ぶりのリーグ・アン制覇に成功したものの、国内カップ戦では早期敗退、チャンピオンズリーグ(CL)でもラウンド16で逆転負けを喫するなど、期待に応えられないシーズンを過ごした。

すでに複数メディアでは、新シーズンに向けて新指揮官を招聘する可能性が高まっており、ポチェッティーノ監督の解任は時間の問題とも伝えられている。後任にはニースのクリストフ・ガルティエ監督が有力視される中、ローマで今シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグを制したモウリーニョ監督の名前も浮上しているようだ。

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レオナルド氏の後任としてスポーティングディレクターを務めることになるルイス・カンポス氏は、レアル・マドリー時代にモウリーニョ監督と働いており、イギリス『テレグラフ』によると、現在も親しい関係性を維持している模様。PSGの悲願であるCL制覇に向け、欧州カップ戦で5つのタイトルを持つ同指揮官を据える可能性があるようだ。

『ユーロスポーツ』のイタリア人記者ジュリオ・マルティナ氏は、この報道に関して「イタリアで現在この報道は出ていない。PSGが取引に向けてさらなる動きを見せれば、モウリーニョはすぐにパリに行くと思う。スペシャル・ワンにとってこれが最後のCL制覇のチャンスになるかもしれないし、モチベーションにもなるだろう」と予想した。

その一方で、同メディアのフランス人記者マルティン・モニエ氏は「現在の本命はガルティエだ。他のコーチの名前も挙がっているが、ここでは誰もモウリーニョについては話していない。モウリーニョはチームに規律をもたらせる可能性があるし、毎年夏にパリからの興味が言われている。しかし、モウリーニョはローマから離れたがってはいない」とこの報道への懐疑的な意見を示した。

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