パリ・サンジェルマン(PSG)は、日本ツアーでおよそ2000万ユーロ(約31億円)以上の収入を見込んでいるようだ。
昨季リーグ・アン連覇を達成したPSG。シーズン終了後にリオネル・メッシやセルヒオ・ラモスが退団した一方で、マルコ・アセンシオやリュカ・エルナンデス、イ・ガンインなど積極補強を敢行。さらにバルセロナ時代にチャンピオンズリーグ制覇を達成したルイス・エンリケ監督を新たに迎え、新シーズンへの準備を着々と進めている。
そんなPSGだが、昨年に続き今夏も日本ツアーを行う。25日にはクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルと対戦し、28日にはセレッソ大阪、8月1日にはインテルとの親善試合を予定している。
そしてこの日本ツアーは、PSGにとって重要な遠征となるようだ。フランス『レキップ』によると、今回のツアーでは2000万ユーロ以上の収入を見込んでいるという。昨シーズンの1200万ユーロ(約19億円)を大きく上回り、プレシーズンツアーとしては記録的な金額になると伝えられている。
なおスペイン『as』は、この報道を元に収入増加の理由を分析。メッシやラモスが退団したものの、主な人気の理由はキリアン・エンバペだと指摘している。フランス代表主将は、ネイマールと並んでPSGの広告及びマーケティング面での収入源である模様。共に17日からチームに合流しており、状況が急変しない限りは22日にもアジアツアーへ出発する予定のようだ。
またPSGは日本ツアーを終えた後、韓国で試合を行う可能性があるという。インテル戦からリーグ・アン開幕戦のロリアン戦まで10日間以上空くことを望んでおらず、またイ・ガンインの加入の影響で新たな収入が見込めるため、韓国行きの可能性もあるようだ。
