チャンピオンズリーグ決勝が行われ、パリ・サンジェルマンとインテルが対戦した。
2019-20シーズン以来2度目の決勝進出となるPSG。ウスマン・デンベレ、フヴィチャ・クヴァラツヘリア、デジレ・ドゥエの3トップに。4度目の優勝を狙うインテルはラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムの2トップとなり、フランチェスコ・アチェルビ、アレッサンドロ・バストーニ、バンジャマン・パヴァールの3バックとなっている。
戦前の予想通りPSGがボールを支配。11分にはウスマン・デンベレがファーストシュートを放った。すると12分、ヴィティーニャが狭いスペースへドゥエに送る。左のハーフスペースを突くと、中へ入っていたアクラフ・ハキミへラストパス。確実に流し込み、PSGが先制点を挙げた。ハキミは古巣弾にセレブレーションは控えている。
22分にはカウンターから追加点。左サイドでウスマン・デンベレが時間を作ると、逆サイドのドゥエへ。トラップからボレーシュートを放つと、フェデリコ・ディマルコに当たってゴールへ吸い込まれ、リードを広げる。
一方のインテルはセットプレーが数少ないチャンスとなるが、37分のテュラムのヘディングシュートは枠を捉えず。2-0のまま前半を終えた。劣勢が続くインテルは53分にディマルコとパヴァールを下げ、ニコラ・ザレフスキとヤン・ビセックを投入する。
だが、追加点はPSG。64分、カウンターからヴィティーニャが持ち運ぶ。ラストパスにドゥエが抜け出すと、ニアに流し込み、決定的な3点目を挙げた。73分にもデンベレのスルーパスにクヴァラツヘリアが抜け出す。左足でニアサイドを突き刺し、4点目を奪った。
87分にも途中出場のマユルが5点目を奪い、5-0に。試合はそのまま終了し、PSGが悲願の初優勝。リーグ・アン、クープ・ドゥ・フランスに続き、3冠を達成。決勝の5点差は史上最大の点差となっている。
