いまは亡き代理人ミーノ・ライオラ氏の後継者であり、いとこのヴィンチェンツォ・ライオラ氏がイタリア紙『トゥットスポルト』のインタビューに応じ、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマやFWマリオ・バロテッリらの去就に言及した。
ミランの下部組織出身のドンナルンマは、2021年夏にミランを契約切れにより退団。フリーでPSG(パリ・サンジェルマン)に加入すると、今季フランスで4年目のシーズンを迎えた。ライオラ氏はイタリア代表GKの将来的なセリエA復帰の可能性を否定しない一方で、現在PSG残留へ向けて所属先と交渉を行っていることを明かした。
「ドンナルンマのセリエA復帰?今はほぼ不可能だが、代理人がみんな使っている『決してないとは言えない』とのフレーズを使おうか。PSGとはまだ2年間の契約が残っていて、急ぎではない。だが、すでに対話はあった。ディレクターの(ルイス)カンポス自身がジージョの残留を望んでいることを認めている。我々は、世界で最も重要なクラブの1つであるPSGに残りたい。バンディエラになれるかもしれないね」
またライオラ氏は、今夏サウジアラビア行きのうわさが囁かれたミランMFイスマエル・ベナセルにも言及。「いくつかのクラブとおしゃべりはあった。だが、彼のミラン残留の意思は揺らがなかった。ミランも残留を望んでいた。ミランのような重要なクラブを去ることは簡単ではない」と語った。
さらに、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの去就も説明。今年6月にデミルスポルを退団して以降フリーの34歳FWについて以下のように語っている。
「ヨーロッパ以外からかなり多くの問い合わせがあった。だが、彼はイタリアに残ることを望んでいる。パレルモ?カテゴリーの問題ではないが、マリオにとって適切なプロジェクトが求められる。しかし、もし何も動きがなければ、ある種の対話を再開するだろう」
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