チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグが行われ、パリ・サンジェルマンとアーセナルが対戦した。
初戦はPSGが1-0と勝利。第2戦ではウスマン・デンベレが外れ、ブラッドリー・バルコラ、デジレ・ドゥエ、フヴィチャ・クヴァラツヘリアの3トップに。アーセナルはミケル・メリーノ、ブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネッリが前線に並び、中盤にはトーマス・パーティ、マルティン・ウーデゴール、デクラン・ライスが入った。
立ち上がりから攻め込んだのはアーセナル。開始3分、ライスがヘディングシュートでゴールを脅かすと、マルティネッリのシュートはドンナルンマがセーブ。8分にもウーデゴールが強烈なシュートを放つが、ドンナルンマが好セーブで弾いた。
17分にはPSGも反撃。クヴァラツヘリアがカットインからシュートを放つと、右ポストに直撃。23分にはアーセナルの守備陣のミスからドゥエがシュートに至るも、ダビド・ラヤがキャッチした。
すると、先制したのはPSG。28分、エリア外で拾ったファビアン・ルイスが左足を振り抜く。強烈なシュートがゴール右隅に刺さり、大きな先制点を挙げる。直後にもカウンターから決定機。クヴァラツヘリアからバルコラにわたるも、シュートはラヤが好守でしのいだ。前半はPSGがリードし、後半を迎えた。
後半もアーセナルがチャンスを作る。64分にはサカが枠内のシュートで脅かすも、再びドンナルンマが立ちはだかり、ゴールを許さない。69分にはハンドでPSGがPKを獲得。ヴィティーニャが狙うも、ラヤが見事な横っ飛びでセーブし、2点目は生まれない。
しかし、直後にPSGが追加点。73分、クヴァラツヘリアが左サイドを運ぶと、最後は中央に入っていたハキミが右足でゴール右隅に決め、貴重な追加点を奪った。だが、すぐにアーセナルが反撃。途中出場のレアンドロ・トロサールが左サイドで競り勝つと、折り返しをサカが押し込み、1点を返す。
試合は2-1のまま終了。合計スコア3-1でPSGが逃げ切り、5シーズンぶりの決勝進出を果たした。インテルとの決勝で悲願の初優勝を目指す。





