パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督は、選手たちの休養について語っている。
昨季はチャンピオンズリーグ(CL)を含む歴史的な三冠を達成すると、クラブワールドカップでも決勝戦まで進んだPSG。見事なシーズンを送ったが、クラブワールドカップ決勝から今季最初の公式戦となったUEFAスーパーカップまで1カ月程度しかシーズンオフがなく、過密日程に直面している。
そうした影響もあって、PSGでは今季開幕からウスマン・デンベレをはじめ、ジョアン・ネヴィス、ファビアン・ルイス、マルキーニョスといった主力選手たちが続々と負傷離脱を強いられることに。それでもリーグ・アンやCLリーグフェーズで首位に立っているが、エンリケ監督は積極的にローテーションを採用している。
1日のニース戦前の会見に出席したエンリケ監督は、選手のケガについて語った。
「選手たちの健康を毎日心配しているが、それはプロフットボールの一部であり、受け入れる必要もある。選手キャリアの一部なんだ。選手が負傷するのは見たくないので残念だが、一方で離脱していた選手たちが復帰しつつあることは大きなプラスだよ」
また、直近のロリアン戦で「休養」を取ったアクラフ・ハキミについて問われると、以下のように持論を展開している。
「私はこうしたことに非常にオープンだ。選手1人ひとりのパフォーマンスを向上させたいし、どんな選手であっても休ませる準備はできている。少しの休養を必要としているならば、私にとっては問題ない。我々のメンタリティは他と少し違うのかもしれないが、私はそれを歓迎するよ」
「選手は私やスタッフに休養を求めることができる。時には我々から与えることもある。それは個々の状況次第だ。選手たちが笑顔で、フットボールをプレーする意欲を持って仕事に来ることが嬉しいんだ。試合を休むこと、3日や7日休むこと……私にとっては問題ない」



