パリ・サンジェルマン(PSG)は8日、韓国代表MFイ・ガンインを獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの5年間。背番号は「19」に決まった。フランス『レキップ』によれば、推定移籍金は2200万ユーロ(約34億円)となっている。
2021年夏にバレンシアからマジョルカに加入したイ・ガンインは、2021-22シーズンにレアル・マドリーから期限付き移籍していた日本代表MF久保建英ともプレー。2022-23シーズンは公式戦39試合で6ゴール7アシストを記録し、ラ・リーガで9位フィニッシュしたチームの主力として活躍した。
PSG入り正式決定でクラブ史上初の韓国人選手となった22歳のイ・ガンインは公式サイトを通じて、「パリ・サンジェルマンに加入できるなんて信じられないことだ。世界最大のクラブの一つで、世界最高の選手たちがいる。この冒険を始めるのが待ちきれない」と移籍の喜びを語った。
2022-23シーズンにリーグ・アンを連覇したPSGは、今月6日にDFミラン・シュクリニアルとFWマルコ・アセンシオをフリーで獲得。さらに7日にはウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテを引き入れるなど、連日の補強発表となった。今月にはプレシーズンツアーで来日し、アル・ナスル、セレッソ大阪、インテルと対戦する。


