リヴァプールのスカウト陣は、U-20ワールドカップで視察活動を行っており、U-20日本代表主将の市原吏音が目に留まったようだ。『Rousing The Kop』が伝えた。
今月からチリで開催されているU-20ワールドカップ。U20日本代表はグループリーグを3戦全勝で乗り切ったものの、ラウンド16でフランスに敗れ、大会からの敗退が決まってしまった。
今大会には世界各国からスカウト陣が集結しているが、英『Rousing The Kop』によると、リヴァプールのスカウト陣は、市原がセンターバックとして安定感ある守備とリーダーシップを発揮したことに大いに感銘を受けたようだ。日本は惜しくもラウンド16でフランスに敗れたが、同メディアによれば、市原は“大会の際立ったプレイヤー”の一人として評価しているとのことだ。
移籍情報に詳しいジャーナリストのグレーム・ベイリー氏も「リヴァプールは市原を今後も継続的に追跡する」と明言。「彼はレッドブル・グループ所属の選手で、これまでリヴァプールが特別注目していたわけではないが、今大会での2~3試合はマン・オブ・ザ・マッチ級の出来だった。彼の存在は、スカウト陣のリストにしっかり刻まれた」と語っている。
リヴァプールは次の移籍市場以降、センターバック陣の世代交代を視野に入れており、イブラヒマ・コナテやジョー・ゴメスの退団、さらにはフィルジル・ファン・ダイクの契約満了(2027年)後の動向も想定している。そのため、若手DFの発掘に力を入れており、市原もそのターゲットの一人としてリストアップされたようだ。


