ウェストハムが、チェルシーとパリ・サンジェルマン(PSG)が獲得を狙っているとされるモンペリエのエリー・ワヒの獲得レースに加わったようだ。『Get French Football News』が伝えた。
現在20歳のワヒは、コートジボワール人の両親を持つフランス人。いくつかのユースチームを渡り歩いた中、2018年に加入したモンペリエでプロキャリアをスタートさせると、昨季はリーグ・アンで39試合19得点6アシストという素晴らしいパフォーマンスを見せるに至った。
そんなフランスの新たなストライカーには、チェルシーやPSG、トッテナム、ベンフィカが興味を示していると報じられていた中、ここに来てウェストハムがワヒの獲得を検討し始めたようだ。報道によれば、2025年に契約が切れるワヒにはチェルシーから2800万ユーロ(約44億円)のオファーがあったが、フランス側はこれを拒否した模様。そういった状況の中、ウェストハムはアーセナルのフォラリン・バログンからターゲットを変え、フランス人ストライカーに目を向けていると伝えられている。
ウェストハムは7月にデクラン・ライスをアーセナルに売却した中、今週になってアヤックスから守備的MFのエドソン・アルバレスを獲得。マンチェスター・ユナイテッドのDFハリー・マグワイアとサウサンプトンのMFジェームズ・ウォード・プラウズの獲得にも合意したようだが、新たなFWも必要としている様子だ。他チームも狙う期待の新星をウェストハムは獲得しにいくのだろうか。
