トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソンは、レアル・マドリーでプレーする夢を明かしながらも、クラブで価値を証明しなければいけないと主張した。
今季、エヴァートンからトッテナムに加入したリシャルリソンだったが、シーズンを通して大きなインパクトを与えることができず、プレミアリーグでは12試合の先発出場に終わった。ブラジル代表として42試合20ゴールを記録しているものの、クラブでの成績が振るっていないこともあり、来季は新指揮官のアンジェ・ポステコグルー監督の下でどんな起用をされるかが注目される。
一方、レアル・マドリーは最近になってカリム・ベンゼマがサウジアラビアへ移籍したこともあり、新たなストライカーの獲得を模索。リシャルリソンも候補の一人として名前が挙がっていると伝えられている。
これに対して移籍の可能性を問われたリシャルリソンは、レアル・マドリーへの移籍を望んでいるものの、トッテナムが昨夏にエヴァートンから5000万ポンドを支払って獲得した理由を証明しなければならないと主張した。
「レアル・マドリーとのつながり?もちろん、どの選手もレアル・マドリーのシャツを着たいと思っている。世界最大のクラブだからね。でも、僕にはクラブがあり、契約があり、なぜ高い値段で僕を買ってくれたのかを証明しなければならないんだ。ただ、どんな選手でもレアル・マドリーでプレーすることは夢見るものだよ」
レアル・マドリーへの移籍の前に自身の価値を証明する必要があると語ったリシャルリソン。来季、トッテナムでどんなパフォーマンスを披露するのか注目したい。


