バイエルンのマティス・テルは、トッテナムへの移籍に近づいているようだ。『ビルト』が伝えた。
現在19歳のテルは、ユース時代を過ごしたレンヌでプロデビューを果たし、2022年にバイエルンへと移籍。クラブ最年少得点者記録を更新するなど結果を残したが、今季は序盤戦からブンデスリーガ8試合の出場にとどまるなど出場機会を減らしていた。すると1月の移籍市場最終日にトッテナムへのローン移籍が決定。ハーフシーズンで13試合2得点1アシストと結果を残し、ヨーロッパリーグの優勝にも貢献した。
そんな中、『ビルト』によると、テルのトッテナム移籍に関して両クラブ間の交渉は大きく進展しており、最後の詳細を詰める段階まで来ているとのこと。もともと5500万ユーロ(約89億3000万円)の買取オプションが設定されていたが、テルのパフォーマンスを考慮して金額を見直す形で再交渉を行なっているようだ。
バイエルンは、トーマス・ミュラー、レロイ・サネ、そしてマティス・テルの退団により、攻撃陣への投資を計画している。現在、チームの中ではブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)、ラファエル・レオン(ミラン)、ニコ・ウィリアムス(アトレティック・クルブ)の名前が注目されているとのことだ。
