トッテナムの高井幸大は、1月の移籍市場でレンタル移籍する可能性があるようだ。
今夏に川崎フロンターレからトッテナムに加入した高井は、足底腱膜のケガを理由にアジアツアーのメンバーから外れて出遅れることに。その後、ここまで実戦デビューは実現していない。
それでも、9月下旬には全体練習に合流。完全なフィットネスを取り戻すにはまだ時間がかかる見込みと伝えられているが、4日のプレミアリーグ第7節のリーズ戦前日会見に出席したトーマス・フランク監督は、高井の現状について問われ「コウタはどんどん良くなっている。10日間、チームとフルトレーニングをしてきた。間違いなく期待できる」とコメントするに至った。
プレミアリーグの出場が近づいているとも言える状況だが、現地メディア『トッテナム・ニュース』は、「1月には彼の状況が精査されることになるかもしれない」と主張。サッカー解説者イアン・ダーク氏も、独占インタビューでレンタル移籍が高井にとって有益であり、特にチャンピオンシップへの移籍が良いと考えていると語った。
「私は選手をレンタルに出すことを強く信じている。プレミアリーグの下位クラブ、あるいはおそらくチャンピオンシップのクラブへのレンタルは、高井にとって良いことしかないと思う。私は若い選手がベンチで座っているだけというのは良いことだとは思わない。彼らは適切なレベルでの試合状況でより多くのことを学ぶだろう。彼はカラバオカップなどでプレーするだろうが、それだけだろう?プレミアリーグでは起用されないだろう」
果たして、高井は1月にレンタル移籍することになるだろうか。


