Son-Heung-Min(C)GettyImages

ソン・フンミンへの差別的ジェスチャーで問題となった男性、3年間のサッカー活動禁止処分が決定

トッテナムFWソン・フンミンへ差別的なジェスチャーをしたクリスタル・パレスのファンに対し、3年間のサッカー活動禁止処分が科せられた。

事の発端となったのは、5月6日に行われたトッテナムvsクリスタル・パレスの一戦(1-0)。試合中にソン・フンミンに対して人種差別行為があったことが判明し、アウェイゾーンにいた1人の男性が韓国代表FWに対して不適切な行為に及んでいたことが確認されていた。

その後、トッテナムはソン・フンミンに対する人種差別行為の調査を開始することを発表。声明の中で「私たちは昨日の試合中にソン・フンミンに対して人種差別があった件を認識している。いかなる差別行為も嫌悪すべきものであり、社会やフットボール、私たちのクラブに存在してはいけないものだ」と伝え、加害者に対する厳しい処分を求めた。

警察の証拠収集の結果、このファンは罪を認め、60時間の無給労働の制裁を受けることになった。だがトッテナムはこの処分が不十分だと考え、警察と『UK Football Policing Unit』に懸念を伝えた上でより強い処分を求めていた。

そして8日、クラブは声明を公表。今後、いかなる差別に対しても厳しい処分を求めていくことを伝えている。

「ソン・フンミンに対して差別的なジェスチャーをしたとして有罪判決を受けたファンに対し、3年間のサッカー活動禁止命令が言い渡されたことを確認した。この件に関する警察の協力に感謝する。クラブはいかなる種類の差別も容認せず、制裁を受ける責任があると判断された者に対しては、常に可能な限り強力な処分を求めていくことを改めて表明する」

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