トッテナムは、今季フラムでプレーしていたマノル・ソロモンと5年契約を結ぶことを合意したようだ。『The Athletic』が伝えた。
ソロモンはイスラエル出身の23歳。母国のマッカビ・ペタク・チクヴァでプロデビューを飾ると、2019年にはウクライナのシャフタール・ドネツクへ移籍した。公式戦106試合に出場して22得点9アシストを記録したソロモンは、昨季にフラムへ期限付き移籍。24試合に出場して5ゴールを挙げる活躍を見せていた。
そんなソロモンとシャフタールとの契約は2023年12月31日までとなっていたが、FIFAは5月にウクライナまたはロシアを本拠地とするすべての外国人選手に対し、契約中断を認める裁定を下したことで、ソロモン側は契約を停止。ウクライナのクラブとの契約は年末に失効した。そのため今夏にシャフタール・ドネツクを退団。現在、フリートランスファーで獲得できる状況になっており、トッテナムとソロモンの代理人が交渉した末、個人条件で合意して契約に動いているとされる。
アンジェ・ポステコグルー新監督が就任し、補強を進めているトッテナムだが、デヤン・クルセフスキ、グリエルモ・ヴィカーリオ、ジェイムズ・マディソンに続き、ソロモンは4人目の新戦力となりそうだ。
