元マンチェスター・ユナイテッドの監督であるサー・アレックス・ファーガソン氏は、トッテナムがプレミアリーグを優勝することができるかという質問に対し、笑顔で辛辣な答えを返した。
ファーガソン氏は1986年より27年間マンチェスター・Uを指揮し、その間に13度のリーグ優勝や2度のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げるなど、サッカー史上最高の監督の一人と称される指導者である。2013年にクラブを退任したタイミングで監督業からの引退を発表した。
そんなファーガソン氏は、『Sky Sports Racing』のプレゼンターであるマット・チャンプマン氏に”アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムがプレミアリーグのタイトルを獲得することができるか”と質問されることに。マンチェスター・Uを率いていた当初、「若者たち、それがトッテナムだ」と発言していたファーガソン氏は、質問に対して辛辣な答えを返した。
「ないね。彼らが最後に優勝したのは1961年だ。長い時間だ。そして今リヴァプールやマンチェスター・シティの方がプレミアリーグでとても強い…」
その後、チャンプマン氏は「最近はマンチェスター・Uよりもトッテナムの方が優勝する可能性が高い」と発言。それに対し、ファーガソン氏は「無理だね」と念を押すように答えている。
トッテナムは現在勝ち点47で首位リヴァプールと7ポイント差につけているが、ファーガソン氏はトッテナムがプレミアリーグを優勝することを全く信じていないようだ。




