サンダーランドは17日、今夏12人目の新加入選手としてノルディ・ムキエレの獲得を発表した。
現在27歳のムキエレは、母国フランスのラヴァルでプロキャリアをスタート。その後、モンペリエやライプツィヒでプレーし、2022年からパリ・サンジェルマン（PSG）に加入した。昨季はレヴァークーゼンへのローン移籍を経験した中、今夏、どこのクラブでプレーするか動向が注目されていた。
今夏の移籍市場ですでに11人の選手を獲得するなど、プレミアリーグへ昇格した状況もあり大型補強を進めているサンダーランドは今回、PSGからムキエレを獲得したと発表。『BBC』によると、移籍金は1100万ユーロ（約19億円）プラス300万ユーロ（約5億1000万円）のアドオンが設定されているようだ。
ムキエレは今回の移籍に関してクラブ公式サイトで喜びを語った。
「もし君たちが僕に愛をくれるなら、僕は10倍の愛をお返しする。これが僕がここで最後まで行うことだ。僕は心を捧げる。僕はサッカーを本当に愛していて、僕にも愛をくれる人々にすべてを捧げることを愛している。また、ピッチ上での僕の質もだ。今、試合において良い経験を積んでいると思いし、それをチームメイトにも還元したいと思っている」
「サンダーランドの歴史を知っているので、決断にはそれほど時間がかからなかった。少し急でしたが、僕がサッカーを愛しているということは挑戦を愛しているということだ。このクラブのためにすべてを捧げようと思う。初日からそうするつもりだ。プレミアリーグに昇格することは簡単ではないことを誰もが知っている。僕たちは本当に良いことができると信じている。僕たちと一緒に夢を見てください。前を向いてください」