ニューカッスルのエディー・ハウ監督は、サウジアラビアのコネクションを利用する可能性について言及した。
来季は21年ぶりにチャンピオンズリーグにも出場するニューカッスルだが、今夏の移籍市場では現時点でACミランからサンドロ・トナーリを獲得したのみとなっている。しかし、2021年10月にサウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)に買収されたこともあり、今夏に大きな話題となっているサウジアラビア勢からビッグネームをレンタル等で獲得する可能性があると以前から囁かれていた。
そしてエディ・ハウ監督は、サウジアラビアとのコネクションを利用する可能性について言及。『デイリー・メール』などがコメントを伝えている。
「それがチームにとって正しいかどうかによるね。我々は常に最善の利益を第一に考えて行動する。(今夏の移籍市場でサウジアラビアへの移籍が多いことに関して)必ずしも移籍金が高すぎるとは思わないが、もしかしたら選手にとって魅力的な賃金になっているのかもしれないね」
また、ハウ監督は「すべての移籍で高いレベルや大きな価格を求めることはできない。残された資金を巧みに使わなければならない」とし、莫大な資金を持つとされるPIFがオーナーであっても、すべての移籍に大金をつぎ込むことはできないとも言及している。
「トナーリを獲得できたことはとても嬉しいが、さらなる補強が必要なことも認識している」と語ったハウ監督。ニューカッスルが来シーズンもプレミアリーグのトップ4を目指し、チャンピオンズリーグで結果を残すためには、さらに多くの選手を獲得する必要があると考えているようだ。


