今夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンへの移籍を断念したカイル・ウォーカーが、マンチェスター・シティと2026年までの新契約を結んだ。
ウォーカーはイングランド出身の33歳。シェフィールド・ユナイテッドでプロキャリアをスタートさせると、いくつかのクラブでの武者修行の末に2012年から本格的にトッテナムでプレーし、2017年にはマンチェスター・Cへと移籍を果たした。マンチェスター・Cでは、5度のプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ優勝を経験するなど、多くのタイトル獲得に貢献した。
昨季、そこまで出場機会を得られなかったウォーカーは、今夏の移籍市場でバイエルンへの移籍に近づいていたが、最終的には成立ならず。その結果、改めてマンチェスター・Cと2026年までの大型新契約を結び、あと2年間はチームに在籍することが決まった。
ウォーカーはクラブの公式メディアに対して「自分にとっても、家族にとっても、ここに来るために苦労してきたすべての人にとっても、本当にうれしいことだ。そして、この素晴らしいクラブを代表する選手として、あと2シーズン、できればもっと長くプレーできることは、本当に光栄なことだ」とコメント。また、マンチェスター・Cへの思いも語っている。
「このチームには特別な何かがあると思う。昨季は3冠という素晴らしい結果を得た上に、ついにチャンピオンズリーグを制覇するという結果を残し、グループとして、そしてチームとして手にすることができなかったトロフィーを得て戻ってきたのだから、もう一度やり直したいと思っていた。若者たちは、今シーズンも何か特別なことを成し遂げたいというハングリー精神を持っている。だから、僕もその一員になりたかったし、それを逃したくなかったんだ」
新シーズンの初戦でケビン・デ・ブライネが負傷して以降、クラブのキャプテンを務めるウォーカー。新契約を結んだ中で、どんなプレーを見せていくだろうか。


