サウジアラビアのアル・ナスルは、今冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドのラファエル・ヴァランを獲得候補に挙げているようだ。
『Team Talk』によると、サウジアラビアの複数のクラブがヴァランの獲得に関心を示しており、その中でもクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルが来年1月冬の移籍市場で彼を獲得する最有力候補だと言われているようだ。
マンチェスター・Uは過去60年間で最悪のスタートを切っており、全コンペティションで開幕から15試合で8敗。選手らはエリック・テン・ハーグ監督の采配に不満を抱いており、ドレッシングルームが分裂しているとの報道もある。特にここ最近のヴァランは万全の状態であるにも関わらずスタメンから外されている状況で、不満が高まっているようだ。
プレミアリーグにおいてマンチェスター・Uと他のビッグクラブとの差がここ2、3年で大きくなっており、2021年の契約時にヴァランが交わしたいくつかの約束事が果たされていないと報道では伝えている。さらにマンチェスター・Uは、不満を抱えた選手たちが新たな挑戦を求めて退団する可能性やチームの総入れ替えを行うことが噂されており、各選手の移籍報道も絶えない状況だ。
ヴァランはサウジアラビアだけでなく多数のクラブからアプローチを受けている様子。現在、マンチェスター・Uで週給30万ポンド以上を受け取っているようだが、より有利な金銭契約を優先する可能性もあるとのこと。契約は2025年まであるが、マンチェスター・Uの取締役会は多額のオファーを受け入れるかもしれない。
