イングランドのレジェンドであるギャリー・リネカー氏は、マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督の公の場での発言に苦言を呈した。
テン・ハーグ監督は9月頭のアーセナル戦(1-3)でサンチョをメンバー外とすると、試合後の会見で「トレーニングを見てメンバーに選ばなかった」と発言。これに関して選手側がSNSで「長い間スケープゴートにされている」で反論し、クラブは「規律問題が解決するまで」サンチョをトップチームの練習から外すことを発表している。
それからサンチョは一度も公式戦に出場することなく、ユース選手と練習を続けている。そんな中で先日『スカイスポーツ』は、テン・ハーグ監督のサンチョを含むマネジメントや姿勢に選手の半数が不満を抱えており、信頼を失っているとも伝えている。
指揮官自身はこの報道を否定しているが、この件についてリネカー氏が『Rest is Football』のポッドキャストで言及。ことの発端となったサンチョに対する公の場での発言に苦言を呈した。
「現代のマネジメントは変わったと思う。選手たちを味方につけなければならない。選手を公で批判するのは、常に禁じ手だった。実際、選手と一緒に公の場に出ることは常に禁止されていた。私がテン・ハーグを少し批判したいのはその部分だ」。
「今の彼は、色々な選手との状況にうまく対処できているとは思わない。彼は様々な問題に対処してきたが、公然と批判的な態度を繰り返してきた。ドレッシングルームではどんな非難も受け止められるが、監督が公の場で選手を貶めた瞬間、それはダメなことだと思うよ」


