マンチェスター・ユナイテッドFWジェイドン・サンチョに対し、バルセロナが関心を寄せているようだ。スペイン『Sport』が伝えた。
エリック・テン・ハーグ監督は先日のアーセナル戦(1-3)後、この試合でメンバー外だったサンチョについてコメント。その中で「トレーニングでのパフォーマンスに基づいて彼を選ばなかった。マンチェスター・ユナイテッドでは、毎日ある一定のレベルに達しなければならない」とし、一部では選手の練習態度に不満を抱えていることも伝えられている。
しかし、サンチョはこのテン・ハーグ監督の発言に反発。『X(旧Twitter)』で「事実とはまったく異なる。今週、僕はトレーニングで本当にうまくやってきたんだ。この件に関しては、他の理由もあると思うけど、それについては触れないよ。僕は長い間スケープゴートにされているし、こんなのフェアじゃない! 」と綴った。さらにその後、クラブは「規律問題が解決するまで、ファーストチームから離れて練習を行う」とし、個別でのトレーニングを続けることを発表していた。
そんなサンチョの状況を、バルセロナは注視しているのかもしれない。『Sport』によると、1月の移籍市場に向けてレンタルでの獲得を検討しているという。また、選手側もこのアイデアを歓迎しているようだ。しかし、マンチェスター・Uが2021年に獲得した際に7000万ポンド(約128億円)という高額な移籍金を支払っているため、状況は複雑になっていると伝えられている。。
なおテン・ハーグ監督は、サンチョについてブライトン戦(1-3)前に「(復帰するかは)わからない」と語っており、今後の動向はまだ不透明なまま。このままサンチョがメンバーに入れない状況が続いた場合、現地では移籍の可能性はより高まると見られている。




