マンチェスター・ユナイテッドのオーナーであるサー・ジム・ラトクリフ氏は、チームがトップ戦線に復帰するには難しい決断が必要だと述べている。『ESPN』が伝えた。
今季、マンチェスター・Uはエリック・テン・ハーグ監督のもとでシーズンをスタートさせたが、序盤からなかなか調子が上がらずに低迷。昨季のプレミアリーグにおける過去最低順位を下回る可能性もあったことで、11月には指揮官交代を決断し、ルベン・アモリム新監督が指揮を務めることとなった。
就任当初からマンチェスター・シティとリヴァプールが上位争いをしている近年の状況を打ち破りたいと述べていたラトクリフ氏は、『United We Stand』で現在のチームを「平凡」と表現し、今回の人事を最終的に決断することになった理由を説明した。
「マンチェスター・ユナイテッドは平凡になってしまった。世界で最高のサッカークラブの1つであるはずだ。我々は難しく、不人気な決断をしなければならない。もし難しい決断を避けるなら、何も変わらないだろう」
マンチェスター・Uは夏に従業員の4分の1近くを解雇し、節約された資金をピッチでのパフォーマンス向上に充てる予定とされており、また2013年の引退以来、クラブのアンバサダーを務めたアレックス・ファーガソン氏の退任を発表している。
