マンチェスター・ユナイテッドGKアンドレ・オナナは、チームに適応するのに半年ほど時間がかかったことを認めた。『ESPN』が伝えている。
現在27歳のオナナは、オランダのアヤックスでプロキャリアをスタートさせると、2022年にイタリアの名門インテルへ移籍。チャンピオンズリーグ決勝進出に貢献すると、昨夏には4700万ポンド(約89億3000万円)の移籍金でマンチェスター・Uに加入した。
期待を背に新シーズンに挑んだオナナだったが、シーズン前半は相次ぐミスが指摘され、チャンピオンズリーグ早期敗退の一因だと厳しい批判も相次いでいた。オナナは新天地への適応に時間がかかったと認めつつ、今はより快適に感じ始めていると明かしている。
「GKとしての自分のことはもうわかっている。いいプレーをするためではなく、いい感覚を得るために7カ月ほどかかったんだ。辛い時期だったよ。今は少し良くなってきた。何もかもが新鮮で、新しい国ということもあって、自分の家にいるように感じるのは難しかった。今はいい感じだよ。僕にとって一番大切なことは、自分が幸せであること。そうすれば、僕は輝くことができるんだ」
ここ最近はコンディションの良さを感じさせているオナナ。「今はすべてを背負い、学び、前進し、幸せになろうと思っている。それが一番大事なことだ」と、難しかった時期が教訓になっていると語っている。


