マンチェスター・ユナイテッドは、インテルのGKアンドレ・オナナの移籍を48時間以内に成立させようと動いている模様だ。
カメルーン出身のオナナは、同国のレジェンドであるサミュエル・エトー氏の設立した下部組織で育ち、2010年からはバルセロナのカンテラに所属。その後、トップチームは昇格できなかったが、オランダのアヤックスへと移籍すると、リザーブチームからコツコツと出場機会を増やし、2016-17シーズンからはトップチームのレギュラーとして定着した。そして、昨年はインテルへ移籍。開幕当初はベンチに座る機会も多かったが、シーズン途中から守護神の座につき、チームの勝利に貢献した。
存在感を示したオナナには、今夏の移籍市場でダビド・デ・ヘアの退団が噂されるマンチェスター・Uが関心を強めており、エリック・テン・ハーグ監督の率いるチームの主要なターゲットになっていると報じられていた。
そんな中、インテルのスポーツ・ディレクターであるピエロ・アウジリオ氏は、オナナの移籍の可能性についてすでにマンチェスター・Uのディレクターであるデイビッド・ハリソン氏と会談。『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙は、アウジリオ氏は今後「48時間」以内にユナイテッドの首脳陣とオナナの側近と会談し、交渉の最終仕上げをする予定だと伝えた。
インテルと2027年まで契約を結んでいるオナナの移籍金は、少なくとも5000万ユーロかかると伝えられているが、マンチェスター・Uとの交渉は成立するのだろうか。


