マンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)は31日、ポルトガル代表DFディオゴ・ダロトと新たに5年契約を結んだことを発表した。
ポルトガルのブラガ出身のダロトは、2008年にポルトのユースアカデミーに入団。2017年に2部リーグでプロデビューを飾ると、その年にはトップチームデビューも果たし、短い期間で確かな存在感を示すことになった。
そんなダロトを引き抜いたのは、同郷のジョゼ・モウリーニョ監督が当時率いていたマンチェスター・U。2018年に5年契約で移籍し、将来が期待されていた。ただ、モウリーニョ監督が途中で解任されたことや負傷もあり、徐々に出場機会を失うことに。2020年にはミランへレンタル移籍することになった。
それでもミランで公式戦33試合に出場すると、昨年は復帰したマンチェスター・Uで途中から定位置を確保してリーグ戦24試合に出場。今季も主力として公式戦42試合に出場し、周囲の評価も確実に上がっていた。
最近ではダロトに対してレアル・マドリーやバルセロナからの関心が伝えられ、今夏に移籍する可能性も報じられていたが、今回マンチェスター・Uと5年契約を結ぶことでクラブにとどまることが決まった。
今回、新契約を締結したダロトはクラブの公式サイトで「マンチェスター・ユナイテッドでプレーすることは、サッカー界において最高の栄誉のひとつ」と主張。
続けて「この5年間、僕たちは素晴らしい瞬間を共有し、僕もとても成長した。この素晴らしいクラブへの情熱は、加入した日から増すばかりだ。選手として、僕たちは今、特別な旅の始まりにいると感じている。僕はこのグループが目的を達成し、ファンの皆さんにこのチームを誇りに思ってもらえるよう、全力でサポートすることを約束するよ」と思いを綴っている。


