マンチェスター・ユナイテッドのカゼミーロは、なかなか結果が出せず非難が集まるラスムス・ホイルンドを擁護した。
デンマーク出身で現在20歳のホイルンドは、今夏にアタランタから7200万ポンドの移籍金でマンチェスター・Uに加入。金額面を考えても大きな期待を持ってチームに迎えられた。
しかし、ここまでチャンピオンズリーグでこそ5ゴールを決めたものの、プレミアリーグでわずか1ゴールしか挙げることができておらず。チームの結果が出ていないことも相まって、ホイルンドは批判にさらされている。
この状況に反論したのがカゼミーロだ。ブラジル代表MFはクラブの公式サイトで、批判の集まるホイルンドがいずれオールド・トラッフォードのヒーローに成長すると擁護した。
「結局のところ、彼はまだ子供なのだから、彼に大きなプレッシャーをかけてはいけない。多くの人が、彼はすぐにでも30数得点を挙げるべきだと考えている。ただ、彼はまだ若いし、プレミアリーグでの最初のシーズンだ。指摘されている件については、彼の姿勢にとても満足しているよ。アーセナル戦のように、要求の厳しい試合に出場するのは本当に難しいことだ。彼が戦列に加わったとき、私たちのダイナミズムを変え、多くの貢献をしてくれた、だから、私は自分の気持ちを彼に伝えようとしたんだ」
「彼は毎試合間違いなく良いプレーをしているし、本当にハードワークしている。ラスムスはひたむきな若者で、もっと上を目指したがっている。彼はこのクラブで偉大な選手になるだろうし、彼が持っている野心によってマンチェスター・Uで一時代を築くことができるだろう」
今季のマンチェスター・Uは、プレミアリーグ20試合で22得点とゴールに苦しんでいるが、ホイルンドはこの状況を変えることができるだろうか。


