モロッコ代表MFソフィアン・アムラバトは、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を望んでいるようだ。
現在26歳のアムラバトは、下部組織時代を過ごしたユトレヒトでトップチームデビューを飾ると、フェイエノールトやクラブ・ブルッヘ、エラス・ヴェローナでプレー。2020-2021シーズンからはフィオレンティーナで活躍し、昨季は公式戦49試合に出場を果たした。また、昨年のカタール・ワールドカップではモロッコ代表として全試合フル出場を果たし、アフリカ勢初のベスト4の立役者となった。
そんなアムラバトには今夏、移籍の噂が浮上。マンチェスター・Uの他、アル・アハリを含むサウジアラビア勢が高額な給与を提示していることが伝えられていた。
そして移籍情報に精通する専門記者ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アムラバトはサウジアラビアのアル・アハリからのオファーを断り、マンチェスター・Uでの新たな挑戦を心に決めているという。
マンチェスター・Uは、まだフィオレンティーナに正式なオファーこそ提出していないが、フレッジかドニー・ファン・デ・ベークのどちらかがクラブを去った後、すぐにオファーを行う可能性が高いという。 そしてフィオレンティーナは、アムラバトの移籍金として3000万ポンド(約54億円)を要求する可能性があるようだ。選手はすでに退団希望を伝えているようだが、今後の展開に注目が集まっている。




