マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、イングランド代表MFカルヴァン・フィリップスの能力を最大限に引き出せていないことを認めた。
アルゼンチン人指揮官であるマルセロ・ビエルサ元監督の下、下部組織時代から過ごしたリーズで並外れたパフォーマンスを見せていたフィリップス。大きく評価を高めると、2022年にマンチェスター・Cへと加入した。しかし新天地では苦戦が続き、負傷の影響もあって2シーズンでわずか25試合の出場にとどまっている。
そんな27歳MFについてグアルディオラ監督が言及。ポテンシャルを最大限に引き出せていないと語った。
「マルセロ(ビエルサ)はカルヴァンのキャリアに最高のものを与えてくれた。マルセロが彼にしたことを、私もやってみたかったんだ。ただ、我々には我々なりのプレースタイルがある。彼は時々、いくつかのことで苦労している。以前(リーズのプレースタイルの時)は(彼にとって)完璧だったんだ」
一部では、今夏に出場機会を求めて移籍する可能性も伝えられていたフィリップス。しかし、本人の意志でマンチェスター・Cに残留していたようだ。
「出場時間が少なかったので、クラブは彼と話をした。彼は『いや、ここにいたい』と言ったんだ。カルヴァンをここに連れてきたのはクオリティがあるから。彼は常に学ぼうとし、周りを助けたいと思っている。これこそ、我々が挑戦したいことなんだ」


