Pep-GuardiolaGetty Images

今季マン・Cが苦しんだ理由とは?ペップ「リストの最初に『ペップ』を入れてくれ」

マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、FAカップ準々決勝でボーンマス相手に逆転勝利した選手たちを称えた。『BBC』が伝えている。

プレミアリーグ4連覇中の王者として今季に挑んだマンチェスター・C。しかし昨年11月末から不振に陥ると、29試合を消化時点で首位リヴァプールと22ポイント差の5位に。チャンピオンズリーグやリーグカップも敗退し、FAカップが唯一残されたタイトルとなっている。

そして30日のFAカップ準々決勝では、好調ボーンマスと対戦。先制点を許す苦しい展開となったが、アーリング・ハーランドとオマル・マルムシュのゴールで2-1と逆転勝利を収め、聖地ウェンブリー・スタジアムで行われる準決勝進出を決めた。

監督キャリアで無冠に終わったのはマンチェスター・C就任初年度の2016-17シーズンだけとなっているグアルディオラ監督だが、この日逆転勝利を達成した選手たちを称えている。

「我々が示さなければならない最低限の要件がある。チームメイトへの敬意、そして努力だ。そして今日、我々はそれを達成した。(ビハインドを背負っていた)ハーフタイムにチームへ『大丈夫だ。すべては君たち次第』と伝えたよ。枠内シュートはたった1本しか許さなかったしね」

「ベルナルド(シウバ)やコバ(マテオ・コヴァチッチ)などベテランの選手たち、クラブに信じられないような成功をもたらしたレジェンドたちが、再びステップアップし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」

また記者から「今季はなぜチームにメンタリティが欠けていたのか?」と問われた指揮官は、「それは多くのことがあった、多くのことがね。私はそれを自分の回顧録に書くつもりだ。たくさんね。1つではない」と主張。そして、「そのリストの最初に『ペップ』と入れてくれ。私は適切な瞬間に決断を下すべきだったのに、そうしなかった」とし、自身にも問題があった付け加えている。

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