マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、クラブワールドカップで優勝した場合に得られる賞金を、自分のチームが受け取るに値しないと考えているようだ。『BBC』が伝えた。
先日、FIFAは今夏にアメリカで開催される32チーム参加のクラブワールドカップにおける成績によっての賞金を発表した。現在、さまざまなメディアなどは欧州の主要クラブが賞金の大部分を獲得すると予想しており、2023年と2020年にそれぞれチャンピオンズリーグを制したマンチェスター・シティとチェルシーが優勝した場合、クラブサッカー史上最大の賞金を獲得する可能性があるとされている。
レアル・マドリー、バイエルン、パリ・サンジェルマンなど、欧州の強豪チームが大会に参加する中、グアルディオラ監督は7月13日にメットライフ・スタジアムで行われる決勝戦でマンチェスター・シティが優勝したとしても、2024-25シーズン全体の成績から選手やスタッフは追加の報酬を受けるべきではないと考えているようだ。
というのも、今季のマンチェスター・Cは2013年以来初めてチャンピオンズリーグのラウンド16に上がる前に敗退し、プレミアリーグでも現在5位に位置。来季のチャンピオンズリーグへの出場権を確保することも厳しい状況にある。
それらのことを鑑みたグアルディオラ監督は、「今シーズンの私たちはボーナスに値しない」と主張。加えて、「その金額は分からないが、ボーナスはもし勝てばクラブのためのものだ。 マネージャー、バックヤードスタッフ、選手は時計一つさえ受け取るに値しない」と厳しい言葉を述べている。
マンチェスター・シティは6月18日にフィラデルフィアでモロッコのウィダッド・クラブと初戦を戦い、アブダビのアル・アイン、イタリアのユヴェントスと同グループになっている。


