マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、ウォルヴァーハンプトン戦の劇的勝利を受け、皮肉を込めた冗談を言いながらかつてのユルゲン・クロップ氏のチームに言及した。
マンチェスター・Cは20日、プレミアリーグ第8節でウルブスと対戦。試合は立ち上がりに先制点を許す展開となったが、ヨシュコ・グヴァルディオルのゴールで追いつくと、後半アディショナルタイムにジョン・ストーンズのゴールが決まり劇的な形で逆転勝利を収めた。
当初、決勝点となった場面はベルナルド・シルヴァのオフサイドで認められなかったが、VARのレビュー後にゴールと認定される形となった。グアルディオラ監督はこの勝ち方について『BBC』に対し、かつてのライバルであるクロップ氏のリヴァプールの名前を出しつつ、皮肉を込めた冗談を言いながら振り返っている。
「我々は試合終了間際に勝つことに慣れていないんだ。リヴァプールのユルゲン・クロップのもとでは何度も起こったがね。これは我々にとっていい味わいだよ。もちろん、私には理解できなかった。副審が何故そうしたのかはわからないよ。だけど、ベルナルドはポジションを妨害していない。最初の瞬間は難しかった。現代のサッカーでは、彼らはキーパーを飢えさせます。その瞬間、(ホセ・)サーは完璧な視界を持っていた。フィル(・フォーデン)のキックとジョンのヘディングは素晴らしかった」
またグアルディオラ監督は、マンチェスター・Cが完全に勝利に値すると感じたと主張。「ウルブスの11人の選手が文字通りペナルティエリアにいると非常に難しい。我々が長年やってきたやり方で、チームはそのようなプレーをすることを決めた。しかし、我々は忍耐強かった。彼らにはいくつかの攻撃の切り替えがあり、前線にスピードがあり、中盤に体格があり、彼らはとても強い。だけど、我々は忍耐強かった。我々は依然として我々であり、それはとても素晴らしいことだ」と語り、勝利したチームを称賛している。