マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、ミスを”忘れる”能力を持つアーリング・ハーランドを偉大な選手として定義していると称賛した。『ESPN』が伝えた。
マンチェスター・シティは3日、プレミアリーグ第27節でマンチェスター・ユナイテッドとのマンチェスターダービーに挑んだ。公式戦18試合負けなしで首位リヴァプールを猛追するシティは、序盤にマーカス・ラッシュフォードにゴールを許して先制されたが、後半に入ってフィル・フォーデンの2ゴールで逆転に成功。後半アディショナルタイムにはハーランドにもゴールが生まれ、逆転勝利を飾った。
この試合ではハーランドが簡単な決定機を逸してしまう場面もあったが、最終的にはダメ押し弾を奪取。流石の決定力を見せるに至った。そんなハーランドに対し、グアルディオラ監督は、ミスを帳消しにすることは驚異的な得点能力を証明しているに過ぎないと思いを口にしている。
「私が出会った偉大で素晴らしい選手たちの多くを指導できたのは幸運だった。彼らは（チャンスを逃したことを）一瞬で忘れるんだ。彼らはできるだけ早く忘れることができる。サッカー選手やバスケットボール選手がそうだ。彼らはミスをする。それでも彼らはただ笑顔で、そしてやり遂げる。 彼（ハーランド）もそれをやってのけた。彼には忘れるという信じられない能力がある。それが偉大な選手の特徴なんだ」
またグアルディオラ監督は、この日2ゴールを奪ったフォーデンについても言及。「なんて言ったらいいんだろう。彼がやれることの多さは、今プレミアリーグで最高の選手と言っていい。信じられないよ。彼は今のところベストだ」と語り、改めてワールドクラスの選手だと称賛している。
