マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、ジム・ラトクリフ氏の下でマンチェスター・ユナイテッドが復活を目指す中、自分たちはここ数年タイトルを取れている状況を継続したいと考えているようだ『ESPN』が伝えた。
幼少期からマンチェスター・Uのファンだった『INEOS』の会長であるラトクリフ氏は昨年12月、約12億5000万ポンド(約2370億円)でマンチェスター・Uの株式の一部を取得し、これがプレミアリーグやイングランドサッカー協会に承認された。
ラトクリフ氏は3年以内にマンチェスター・シティを”現在の座から引きずりおろす"計画を打ち出しており、今週の日曜日に開催される192回目のマンチェスター・ダービーでも勝利を期待しているという。一方、マンチェスター・Uが10年以上プレミアリーグ優勝から遠ざかっているのに対し、過去6年のうち5年でトロフィーを手にしているマンチェスター・シティのグアルディオラ監督は、このいい時期を長引かせたいと思いを語っている。
「80年代はリヴァプール、90年代はユナイテッド、そして今は我々がここ11、12年でプレミアリーグを7回制覇している。この50年、60年の間、一つのチームがすべてを支配し、コントロールした国は一つもなかった。だが、我々はこれをできるだけ長く続けようとしているがね」
またグアルディオラ監督は、なかなか結果が出ていないエリック・テン・ハーグ監督が直面している問題に自身が共感できると明かしている。
「ビッグクラブでは勝ち続けなければならない。ユナイテッドに限らず、ビッグクラブは勝たなければならない。ユナイテッドにとって、サー・アレックスと共に信じられないほどの成功を収めた時期があったから、今それに対処するのは簡単なことではない。時には理解できることもある」




