マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、監督業を引退する前に、主要大会で代表チームの監督を務めたいと考えているようだ。『ESPN』が伝えた。
これまでバルセロナやバイエルンを指揮してきたグアルディオラ監督は、2016年にマンチェスター・シティの監督に就任。昨季までにプレミアリーグを5度制し、チャンピオンズリーグ制覇も成し遂げるなど、数多くのタイトル獲得に貢献している。
現在、2025年まで契約を結んでいるグアルディオラ監督は、延長契約を結ぶ可能性を否定していない。一方で、以前からブラジル代表やイングランド代表、アメリカ代表での就任が噂されており、「あとは何が残されているか」と問われたグアルディオラ監督は、キャリアを終える前にワールドカップ(W杯)やユーロ、コパ・アメリカといった大きな大会で指揮を執りたいと考えていることを明かした。
「ナショナルチームだ。W杯やユーロに出場する代表チームを育てたい。そうしたいですね。(どこの国か?)誰が僕を欲しがるかはわからないよ。代表チームで働くには、クラブと同じように、彼らが僕を欲しがらなければならないんだ」
ただ、グアルディオラ監督は「(W杯で優勝するという目標について)考えたことはなかった」としつつ、「この仕事を始めたとき、リーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇など考えたこともなかった。でも、仕事があるんだろう?W杯でも、ユーロでも、コパ・アメリカでも何でもいい。それがいつになるかはわからないけどね。それがいつなのか、5年後なのか、10年後なのか、15年後なのかはわからないけれど、W杯で監督を務める経験がしてみたいね」と思いを語っている。


