マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、トッテナム戦後にレフェリングを含めた試合に対する思いの丈を語った。
マンチェスター・シティは3日、プレミアリーグ第14節でトッテナムと対戦。上位対決となった試合は互いに得点を取り合うシーソーゲームとなった中、マンチェスター・シティはリードしていたものの、ゲーム終盤に失点を許して3-3のドロー決着となった。
ただ、この試合では、試合中にサイモン・フーパー主審がアドバンテージを提示したものの、すぐにFKでプレーを止めたことに選手とスタッフが激怒。ジャック・グリーリッシュからアーリング・ハーランドにスルーパスが送られ、勝利を決定付けるチャンスになりそうな場面だったこともあり、大きな混乱が生まれた。
試合後、この論争について問われたグアルディオラ監督は「次の質問だ。ミケル・アルテタコメントはしないよ」と皮肉混じりに語った上で、自身の思いを口にした。
「映像を見直すのは難しい。レフェリーが『プレーを続けよう』と言った後に笛を吹いた。パスの後に笛を吹く、この行為が理解できない。いい試合だった。それが一番大事なことだ。残念だったのは、リバプール戦と同じように、今日は本当にいいチームと監督、そして彼らのプレーを相手に、すべての面で信じられないようなパフォーマンスを見せたという思いがあったことだ。多くのチャンスを作り、アグレッシブで、信じられないほど集中していた。まだ(首位に)立ちたいという気持ちが溢れていた。残念なことだ。サッカーは人生と同じで、報われないこともある」
その後の『BBC』でインタビューで「審判については、ときどき気が狂いそうになる」としつつも、判定への不満を口にするのを控えたグアルディオラ監督。ただ、一方で選手たちの怒りは収まっていないようだ。




