マンチェスター・シティのジャック・グリーリッシュは今夏の移籍市場でまだオファーを受け取っていないようだ。『ESPN』が伝えた。
現在29歳のグリーリッシュは、下部組織時代を過ごしたアストン・ヴィラでトップチームデビュー。公式戦通算213試合に出場して32ゴール43アシストという見事な成績を残し、2021年夏にマンチェスター・シティに完全移籍で加わった。
新天地で「10番」を託されたこともあり、大きな期待が寄せられていたが、マンチェスター・Cではここまで公式戦157試合に出場して17ゴール23アシストと、圧倒的なパフォーマンスは残すことができず。在籍4年目となった今季は、プレミアリーグでの先発起用が7試合に留まった。
こういった状況もあり、グリーリッシュは土曜日に開幕するFIFAクラブワールドカップのメンバーに加わらず。その時間を使って移籍を進めるという判断になったようだ。
ただ、『ESPN』によると、契約を2年残すグリーリッシュの代理人はプレミアリーグの一部を含むクラブから興味を示す電話を受けているものの、まだ移籍に関する正式なオファーは受けていない模様。マンチェスター・シティの幹部は移籍を促進するための選択肢を残しており、1シーズンのローン移籍も排除されていないとのことだ。
また、マンチェスター・Cはカイル・ウォーカーの放出も試みており、両者を今夏の移籍市場で売却できるかが注目されている。



