マンチェスター・シティのケヴィン・デ・ブライネは、ジョゼ・モウリーニョ監督がチェルシー残留を要求されていた時に起こっていたことを明かした。『TNT Sports』が伝えた。
2013年にブレーメンでのレンタル移籍を経てチェルシーに戻ったデ・ブライネは、ジョゼ・モウリーニョ監督からチェルシー残留を要求されたことでチームに残留。ただ、その年は3試合しか出場できず、翌年には出場機会を求めてヴォルフスブルクへ移籍することになった。
デ・ブライネは当時、クロップ監督が監督を務めていたドルトムントへの移籍の選択肢もあったが、モウリーニョ監督の存在もあってスタンフォード・ブリッジに留まることを決めたことを明かした。
「チェルシーと契約したのは、1年目がレンタル移籍になることがわかっていたからだ。もし本当にうまくいったら、どうなるか見てみようとね。プレシーズンを終えてブレーメンに行き、本当にいい1年を過ごした。夏には僕はクロップのいるドルトムントに行くことも、残留することもできた。少し迷ったけど、ジョゼは僕に残ってほしかったんだ。ただ、うまくいかなかった。そのときはちょっと焦りもあったかもしれない。だけど、フットボールがしたかったんだ」
またデ・ブライネは、チェルシー移籍前に自身が行く価値はあったのかと問われ、「自信はあった。あそこにはいい選手がたくさんいるし、トップチームだったことも知っている。どのクラブでも、若手にとっては、レンタルされては戻り、レンタルされては戻り……というのがよくあるのは理解している。僕はもうそんな状況は望んでいなかったから、売られるためにちょっとだけプッシュしたんだ」と語り、自身の決断で移籍したことも明かしている。




