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リヴァプール、後半AT劇的被弾でニューカッスルと痛恨ドロー…サラーはクラブ史上初のPL3季20点超え

プレミアリーグは24日に第33節が行われ、リヴァプールとニューカッスルが行われた。

前節リーズと引き分けに終わり(1-1)、4位浮上のチャンスを逃していたリヴァプール。激しいチャンピオンズリーグ出場権争い真っただ中の中、残留争いに巻き込まれるニューカッスルを本拠地アンフィールドに迎えた。前線にはジョタ、サラー、マネ、フィルミーノと、自慢のアタッカー4人を並べる攻撃的な布陣で臨んでいる。

立ち上がりから押し込んでいたリヴァプールだが、3分に早速先制。マネのクロスを相手が跳ね返しきれずにいると、浮いたボールをサラーがボックス内で見事なトラップから振り向きざまに強烈なシュートを突き刺した。引いてスペースを埋めるニューカッスルの守備をいきなりこじ開ける。なおサラーは、これが今季リーグ戦20ゴール目。リヴァプール選手として、プレミアリーグで初めて3シーズンで20ゴール以上を奪った選手になった。

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リードを手にしたリヴァプールは、その後もボールを保持し続けるが、快速アタッカーのサン=マクシマンに手を焼くことに。20分には高いラインの裏をとられてロングスタッフに決定機を許したが、守護神アリソンがビッグセーブで防いだ。すると25分過ぎからはマネとジョタが立て続けにチャンスを迎え、36分にもサラーがGKとの一対一を迎えたが生かすことはできず。40分にもマネにこの日最大ともいえるチャンスが訪れたが、ここもGKドゥブラフカに阻まれた。結局追加点は決められず、前半を折り返す。

後半もボールを握ったリヴァプールだが、55分に迎えたピンチは守護神アリソンが再び好守で防ぐ。58分、クロップ監督は最初の交代カードでジョタに代えてミルナーを投入。普段の4-3-3に戻し、試合を落ち着かせようとする。対するニューカッスルは64分、前節ウェスト・ハム戦(3-2)で劇的決勝弾を奪ったウィロックを投入した。

その後圧倒的にボールを動かすリヴァプールだが、ニューカッスルのブロックを崩せない時間が続く。73分には相手のビルドアップを奪ってサラーがビッグチャンスを迎えたが、シュートはサイドネットへ直撃。75分のアレクサンダー=アーノルドの強烈なボレーも枠を外れた。81分のマネのシュートもGKドゥブラフカに阻まれる。

すると後半アディショナルタイム、ウィルソンにネットを揺らされたが、VARレビューの結果、直前に腕に当たっていたとしてノーゴールに。しかし、アディショナルタイム5分に今度こそドラマが。途中出場のウィロックが劇的な同点弾を叩き込んだ。結局試合は1-1で終わっている。

この結果土壇場で2ポイントを落とす形となったリヴァプールは、勝ち点54に。暫定4位浮上のチャンスを逃した。一方またもウィロックの劇的弾で勝ち点1を獲得したニューカッスルは、4試合負けなしと好調を維持している。

■試合結果
リヴァプール 1-1 ニューカッスル

■得点者
リヴァプール:サラー(3分)
ニューカッスル:ウィロック(後半AT)

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