Jurgen-Klopp(C)GettyImages

欧州司法裁判所の決定と欧州SL構想にリヴァプール指揮官クロップ「クラブの声明に100%同意」

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、欧州司法裁判所の決定と欧州スーパーリーグ構想について自身の見解を明かした。

2019年にレアル・マドリーやバルセロナ、ユヴェントスなどが主体となって創設を目指した12のビッグクラブによる欧州スーパーリーグ構想だったが、FIFA(国際サッカー連盟)や欧州サッカー連盟(UEFA)などが反発したことで参加クラブが続々と撤退し、事実上の瓦解に追い込まれることになった。

そんな中、欧州司法裁判所が21日、新たな競争の大会の創設を阻止することはEU法に違反するとの判決を下したことで、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長らが主導するスーパーリーグ構想の実現への道が再び開かれることになった。

リヴァプールとしては今回の判決が下された後、「欧州司法裁判所の判決は、提案されている欧州スーパーリーグに対するこれまでの姿勢を変えるものではない」とあくまで欧州スーパーリーグに賛成する意思はないと声明を発表。クロップ監督は「(リヴァプールの)その声明には100%同意する」としつつ、欧州司法裁判所の決定と欧州スーパーリーグ構想について自身の見解を口にしている。

「FIFAやUEFA、その他の組織は、自分たちの思い通りにすることができないということをようやく少しは理解してもらえたことを嬉しく思う。今後、私たちはいろいろなことを話し合わなければならない。もし彼らがやっているようなこと、”例えばより多くの大会に出場し、より多くの試合に出場すること”を我々がやる中、それについて、また何が起こっているのかについて、私たちが本当の発言権を持たないのであれば、彼らは少し動揺するだろうね」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0