Jurgen-Klopp(C)GettyImages

クロップが抱くベッケンバウアーへの思い「彼がいない世界は本当に違う場所になる」

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、今月7日に亡くなったフランツ・ベッケンバウアー氏に敬意を表し、自身の思いを口にした。

ドイツ出身のベッケンバウアー氏は、バイエルンの下部組織を経て1964年夏にトップチームへ昇格し、4度のブンデスリーガ制覇やチャンピオンズカップ3連覇を経験した。また、1974年のワールドカップではドイツ代表のキャプテンを務めてW杯を制覇。1990年には監督として再びW杯を制覇し、選手としても監督としてもW杯を制した人物となった。

今月7日に亡くなったベッケンバウアー氏に対し、世界中から様々なメッセージが届く中、リヴァプールの指揮官でドイツ出身のクロップ監督もクラブ公式サイトで思いを綴っている。

「壊れたレコードのように言いたくはないが、少なくとも私にとっては彼がいない世界は本当に違う場所になるだろう。2006年のワールドカップや2005年のコンフェデレーションズカップの頃から、彼のことを少しずつ知ることができた。軽快で、友好的で、笑いもあり、適切な場面では真剣で、彼のやり方には本当に感心させられた。彼は決して自分より優れているふりをせず、特に監督としては常に助けが必要なことを知っていたんだ」

また、クロップ監督はベッケンバウアー氏が自分の人生に大きな役割を果たしたため、彼の死を受け入れるのに時間がかかり、月曜日にドイツのメディアと話すことができなかったと語っている。

「彼はそのとき私が知らなかったこれからの人生で必要なことを教えてくれた。有名になることもできるし、メディアにたくさん登場することもできるし、みんなが君のことを話題にすることもできるとね。数カ月前、私たちは電話で話をした。ただ、彼が最高の状態ではないことに気づいていた。彼は今、より良い場所にいるよ」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0