Wataru-EndoGetty Images

CBで存在感…遠藤航が自身の現状について言及「フラストレーションや不満は全くない」

リヴァプールの遠藤航は、より多くの出場時間を得られるのであればCBでのプレーを続けることも厭わないと考えているようだ。『デイリー・メール』が伝えた。

リヴァプールは土曜日のFAカップ3回戦アクリントン・スタンリー戦に勝利。プレミアリーグやチャンピオンズリーグなど依然として4つのタイトル争いを続けている。そんなチームにおいて日本代表の遠藤は、今シーズンのプレミアリーグとチャンピオンズリーグでの出場時間が58分に限られているにもかかわらず、ピッチに立てば自分の役割を全うして存在感を発揮。アクリントン戦でもCBや中盤でプレーし、確かな力を証明した。

遠藤はアルネ・スロット監督の下での適応について問われ、「大きな違いはないと思う」と主張。続けて、「高い位置からプレスをかけたいという点は同じ。新しい監督はより安定志向で、選手に対して彼の望む位置にとどまることを求める。それが違う点。でも、現在の彼のサッカーを本当に楽しんでいるし、みんなが彼の戦術でプレーすることを楽しんでいると思う」と現状のチーム状況について語った。

また、自身の状況についても「フラストレーションや不満は全くない。常にチームを助けられるよう準備している。もちろん全ての試合に出場したいが、チームには全員が必要。僕にできることは、全ての試合に向けて準備すること」と思いを明かしている。

CBのプレーに対しても「18歳から25歳までDFとしてプレーしていたので、センターバックでも6番でもプレーすることに抵抗はない。自分にできることをするだけ」と強調。「監督とポジションについて議論することはない。現在、ジョー(ゴメス)が怪我をしており、イブー(コナテ)が戻ってきたばかりなので、そのために僕がプレーした。監督も僕をDFとして起用することが彼の戦術を実行する上で良いオプションだと考えているので、以前より多くの出場時間を得られることを期待している」と今後への思いを口にしている。

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