リヴァプールのアルネ・スロット監督は、先日のマンチェスター・ユナイテッド戦でのパフォーマンスを批判されているトレント・アレクサンダー=アーノルドを擁護した。
今季終了時点でリヴァプールとの契約が満了となるアーノルドは、ルベン・アモリム監督が率いるマンチェスター・ユナイテッドとの試合に出場したものの、精彩を欠いたプレーによって批判の的に。今月初めにレアル・マドリーからアプローチを受けたこともあり(リヴァプールは拒否)、現在はより厳しい目を向けられている。
11日のFAカップ3回戦では主将として出場したアーノルドは、アクリントンを相手に4-0の勝利に貢献。ペナルティエリア外からの見事なゴールも沈めている。
試合後、スロット監督はアクリントン戦でのパフォーマンスを称賛しながら、批判の的となっているアーノルドを擁護している。
「ユナイテッド戦後の皆の反応が、トレントにとって最大の褒め言葉だったと思うよ。世界中の選手は、一部を除いて誰でも調子の悪い試合があり、それは至って普通のことだ。トレントが不調な試合をすると、誰もが彼について意見を持つ。それは契約状況と関係があるのかもしれないね。もしそれがなければ、皆が同じように反応したかどうかはわからない」
「シーズン前半を素晴らしく過ごした後、ユナイテッド戦で良い試合ができなかった時に、それは私にもファンにも試合を見たすべての分析者にも明らかだったが、多くの人が彼を厳しく批判したことはおそらく彼が受けられる最大の褒め言葉かもしれないね。ホームスタジアムで再び試合ができ、ファンからの歓迎を感じられたことは彼にとって良かったと思うよ。それはトッテナム戦ですでに素晴らしいものだった。今日も彼にとって特別な日となった。シーズンで特別なことを成し遂げたいなら、我々は一緒に戦わなければならない。選手と監督だけでなく、ファンも含めてね」