チェルシーのフランク・ランパード監督は、ノッティンガム・フォレスト戦の引き分けを受け、ポゼッションをゴールに結びつけることができていない現状を嘆いた。
チェルシーは現地時間13日、プレミアリーグ第36節でノッティンガム・フォレストと対戦した。前節ランパード監督が今季途中就任して以降、初めて勝利を掴んだこともあり、勢いに乗りたいチェルシーだったが、13分にタイウォ・アウォニイのヘディングから先制点を許す苦しい展開となる。徐々に盛り返した後半、51分、58分とラヒーム・スターリングが2つのゴールを奪って逆転するが、62分に再びアウォニイに決められて試合は振り出しに。結局、最後まで追加点は生まれず2-2のドロー決着となった。
この試合ではポゼッション率76%を記録したものの、それを勝利につなげることができなかったチェルシー。試合後の記者会見でランパード監督は、「もしポゼッションが76%の時に勝とうと思うなら、ピッチに試合を決められる選手が必要だ。今のところ、我々にはそのような選手がいない」と語り、チャンスを決め切れる選手の必要性を説いた。
この1年間、移籍市場で巨額の資金を費やしたチェルシーだが、ランパード監督は試合を決める存在が不在だと嘆いている。今夏には再びスカッドの大幅な入れ替えを行うとも伝えられているが、重要な局面でチームを勝利に導ける選手は現れるのだろうか。
