エヴァートンの前監督であるショーン・ダイチ氏は、デイヴィッド・モイーズ新監督が「クラブを前進させる」と主張している。『BBC』が伝えた。
2023年1月にエヴァートンの監督に就任したダイチ氏は昨季、財務規則違反による勝ち点8の減点にもかかわらず、降格圏から14ポイント差の15位でシーズンを終え、チームのプレミアリーグ残留に大きく貢献した。
しかし、今季はシーズン序盤から苦しい戦いが続くと、先週、クラブはダイチ氏を解任。かつて長期政権を築いたモイーズ監督が新たな指揮官に就任することを発表した。
現在、プレミアリーグ16位で降格圏との勝点差が1点となっているエヴァートンだが、ダイチ氏はリーグ・マネージャーズ・アソシエーション(LMA)を通じて発表された声明でモイーズ監督への信頼を明かしている。
「デイヴィッドは私が大いに尊敬する監督であり、彼とそのスタッフは、この2年間で我々が築いた安定した基盤の上で、クラブをさらに前進させてくれると信じている。チームが良い状態にある今が、クラブを去るべき時だ。管理人としての私の役目は果たされ、それを永遠に誇りに思うだろう」



