チェルシーFWラヒーム・スターリングの代理人は、クラブに対して将来を明確にするように求めている。
2022年夏にチェルシーへと加入し、これまで公式戦81試合で19ゴールを挙げてきたスターリング。しかし、エンツォ・マレスカ新監督の下で迎えた18日のプレミアリーグ開幕戦でメンバー外に。チームは王者マンチェスター・シティに0-2と敗れたが、この試合でスターリングがピッチに立つことはなかった。
すると、試合開始直前にスターリング代理人が声明を発表。マレスカ監督とは「良好な仕事関係」を保っているものの、将来を明確にすることを求めている。『BBC』が伝えた。
「彼は2週間早くイングランドに戻って個人トレーニングを行い、新しい監督の下で良好なプレシーズンを過ごした。監督とは良好な仕事関係を築いている。彼はいつものように、チェルシーとファンのために最高レベルのパフォーマンスを提供することに尽力しており、ファンを心からリスペクトしている。今週クラブ公式の試合前資料には彼が含まれていたので、我々はラヒームが何らかの形で今週末の試合に関与すると期待していたんだ」
「我々は常に、ラヒームのクラブでの将来に関してチェルシーと前向きな対話と保証を得てきたので、状況が明確になることを楽しみにしている。それまでの間、我々はラヒームの新シーズンを前向きにスタートさせたいという願いをサポートし続ける」
なお、スターリングをメンバー外としたマレスカ監督は、『スカイスポーツ』に対して「監督は時に決断を下さなければならない。選手たちがそれを好まないこともある。それは普通のことだ。単なる技術的な決定であり、それ以上のものではない」と語っている。


