チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、1人のGKをクラブの”NO.1"に指名するべきであるという考えを示し、アーセナルのミケル・アルテタ監督へ警告とも捉えられる発言をした。
チェルシーは、ここまでカラバオカップの2試合を含めすべての試合で新加入のロベルト・サンチェスを起用してきた。一方、アーセナルは開幕から数試合こそアーロン・ラムズデールをGKで起用してきたものの、最近になってダビド・ラジャが守護神の座に落ち着くことに。この現状が大きな話題を呼んでいる中、ポチェッティーノ監督は常に1人のNo.1GKを置くべきだと考えていることを明かした。
「どのポジションにも良い選手がいて、ポジション争いをすることがとても重要だと思う。私がパリにいたとき、(ジャンルイジ・)ドンナルンマと(ケイラー・)ナバスという2人のトップキーパーがいたが、彼らのプロフィールや特徴、プロフェッショナルな部分、個人的な部分によるんだ。私が好むのは、最高の選手と、選手同士の相性が良い選手だ。パリではドンナルンマを2試合、ナバスを2試合起用したとしよう。それは可能だが、危険だ」
「どのクラブにとっても、誰が自分のNo.1なのかを明確にすることは常に良いことだ。サッカーの世界では決断することばかりだからね。時には、コーチはチーム内の様々なプロフィールを改善したいと思うものだ。そうしたときに出場しない選手が2番であることをどう受け入れるかだ」
アルテタ監督やアーセナルの名前は出さなかったものの、似たような話題について言及したポチェッティーノ監督。この発言をアルテタ監督はどう捉えるのだろうか。




